創業スピリット
- ― 当社の創業スピリット ―
- 代表取締役会長 宮崎 勝
電子カルテ化の流れに乗り拡大路線を (No5)
当社は特定業種に的を絞ったパッケージソフトをつくって展開をしていますが、ほかに特定業務に絞り込むというケースもあります。特定業務とはたとえば財務だけ、人事・給与関係だけ販売管理だけなどですが、それはERPといわれ、ほとんどドイツやアメリカの会社の独壇場で、日本の企業は弱い。しかし、この方向に進むのは間違いではありません。私は日本の場合は特定業務ではなく、特定業種向けにやった方がいいと思うし、そういうところは今後、増えていくと思います。
1963年からこの業界で生きてきた私には大体、今後どうなっていくかがわかるのです。今までのことを全部みてきたし、経験してきた。何やらのひとつ覚えで、これだけを続けてきたので、完全に5年10年は見通すことができます。ただ、過去には見え過ぎて失敗したこともありましたが、それは今後はないと確信しています。
当社の見込顧客である病院は全国に約8,400施設(2018年10月現在)ありますが、今後も相当数の淘汰が進むと私は予想しています。しかし、病院がなくなることはない。そして病院のIT化は他の業界に比べて遅れているので、今後、積極的に取り組む病院が増える。しかも、それを行政が後押しをしています。
今後、当社は電子カルテマーケットの20%から25%ぐらいのシェアを押さえたいと考えています。それにはこの2、3年が勝負なので、人材の採用・育成を増強しています。そのために 本店・本社ビルも自己資金で建築しました。
認証範囲は、本社及び東京支社です。